海馬シナプス前終末におけるPKC増強メカニズムの素過程解析

海马突触前末梢PKC增强机制的基本过程分析

基本信息

批准号：
13041003
负责人：
八尾寛
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

前年度に引き続き,海馬CA3領域の苔状線維シナプス前終末の各々において,Ca^<2+>チャネルサブタイプの分布が異なるとする仮設を検証した。Ca^<2+>感受性蛍光デキストランをCa^<2+>非感受性蛍光デキストランと同時に苔状線維終末に取り込ませた。共焦点顕微鏡下にCa^<2+>非感受性蛍光デキストランにより単一苔状線維シナプス前終末を同定した。緩衝能の弱いSr^<2+>で細胞外Ca^<2+>を置き換えて,活動電位にともなう細胞内Sr^<2+>濃度応答をCa^<2+>感受性蛍光デキストランで測定した.Ca^<2+>感受性蛍光デキストランとしてOregon Green 488 BAPTA-1デキストランを用い,Sr^<2+>に対する感受性を計測し,解離定数値(K_D)は3.18μMであった。Ca^<2+>チャネルサブタイプ特異的なアンタゴニストについて,それぞれのサブタイプ特異的に作用する最大効果濃度を検討し,ω-agatoxin IVA(P/Qタイプ)0.5μM,ω-conotoxin GVIA(Nタイプ)1μM, SNX-482(Rタイプ)1μMを得た。これらはそれぞれのサブタイプをほぼ完全に抑制するにもかかわらず,ω-agatoxin IVA, ω-conotoxin GVIA, SNX-482のすべてに非感受性のSr^<2+>濃度応答がみとめられ,これはLタイプ特異的なBay K 8644により促進された。単一シナプス前終末のあるものには,P/Q, N, R, Lのすべてが分布していたが,P/QとLのみが分布しているものも認められ,サブタイプの分布は終末ごとに大きく異なることが明らかになった。苔状線維を含む海馬神経回路機能の可塑性において,シナプス前終末個々において固有のCa^<2+>チャネルサブタイプの分布を有していることが重要な役割を果たしていることが示唆される。

从上一年开始，我们研究了临时作用，即海马Ca3区域的每个苔藓纤维前纤维前末端的Ca^<2+>通道亚型的分布都不同。 Ca^<2+> - 敏感的荧光右旋烷被与Ca^<2+>同时掺入苔藓纤维末端。在共聚焦显微镜下，通过Ca^<2+> - 不敏感的荧光右旋晶体鉴定出单苔藓前纤维前末端。使用俄勒冈州绿色488 BAPTA-1脱氧剂作为Ca^<2+>敏感的荧光磁磁力，用Ca^<2+>敏感的荧光右旋烷测量与动作电位相关的细胞内SR^<2+>浓度响应，并使用sr^<2+>的敏感性来测量SR^<2+>的敏感性。对于CA^<2+>频道亚型特异性拮抗剂，研究了在每个亚型中专门起作用的最大效应浓度，并且ω-agatoxin IVA（P/Q型）0.5μm，ω-康托毒素GVIA（n型）1μm，和SNX-482（r type）（r type）1μmMM均为1μmmmmmmmmmmmmmm，ω-康托毒素GVIA（n type）。 Despite almost completely suppressing each subtype, an insensitive Sr^<2+> concentration response was observed in all of the ω-agatoxin IVA, ω-conotoxin GVIA, and SNX-482, which was facilitated by the L-type specific Bay K 8644. Although P/Q, N, R, L were all distributed in one single presynaptic end, P/Q, N, R, L was还观察到，也只观察到P/Q和L，表明亚型的分布在端到端之间显着差异。建议在单个突触前末端中的固有Ca^<2+>通道亚型分布在包括苔藓纤维在内的海马神经回路功能的可塑性中起重要作用。