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肝癌発生とB型肝炎ウイルス増殖に関する分子生物学的研究

肝癌发生与乙型肝炎病毒增殖的分子生物学研究

基本信息

批准号：
63614002
负责人：
松原謙一
金额：
$ 14.72万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

B型肝炎ウイルスのヴイリオンが感染・増殖できる系の確立は、本ウイルス研究の悲願ともいえるものであったが、我々はヒト胎児細胞の一次培養系を用いるとこれが再現性良く実現できることを示した。この系に感染するウイルスは、表面抗原に対する抗体に曝すことにより失活することも示され、ワクチンが作用する基本的機構をも同時に明らかにできた。この感染系を用いて、次にヴイリオン感染後僅か一週間後には本ウイルスのゲノムDNAが細胞DNA中に組込を起こしていることを発見した。本ウイルスがこのように早い時期に宿主染色体に組込まれるということは、これまで全く予期されていなかったことである。この組込みDNAをクローニングしたところ、ウイルスはそのDNA複製開始点を使って、ほぼ全長を組込ませた構造をしていることが明らかになった。全く独立に得られたもう一つの組込み体もほぼ同様な構造をとっているので、これにより、ウイルスが宿主に組込を起こす機作を推測する手懸かりをうることができた。さらに、本ウイルスによる肝炎の生起のしくみを解明し、あわせてその過程で肝癌が生じて来るプロセスを調べる目的で、本ウイルスゲノム1.2コピー分を組み込んだトランスジェニックマウスを作製した。このマウスは肝・腎の二臓器でウイルス成分を産生し、ヴイリオンと思われる粒子を血中に放出している。本系は、次年度以降適切なT細胞を導入することにより、肝炎を断起するモデル動物として所期の研究目的に活用できるものと考えられる。

Hepatitis B virus infection and proliferation in vitro This is the basic mechanism of infection, surface antigen exposure, inactivation, and infection. This infection is caused by the presence of DNA in the cells only a few weeks after infection. The host chromosome is in the early stages of development. The DNA replication start point of this group is the DNA replication start point of this group, and the DNA replication start point of this group is the DNA replication start point. All independent of each other, the group of the same structure, the group of the host, the machine, the speculation, the hand suspension, the structure of the same structure, the host, the machine, the machine, the machine. For the purpose of regulating the development of liver cancer, the development of hepatitis should be controlled by 1.2 ° C. The two organs of the liver and kidney are responsible for the production and release of particles into the blood. This series is intended to be used for the purpose of animal research in order to reduce the risk of T cell introduction and hepatitis.