細胞相互作用におけるHNK-1糖鎖抗原の役割に関する研究
細胞相互作用におけるHNK-1糖鎖抗原の役割に関する研究
批准号:
10178205
负责人:
岡 昌吾
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
近年、細胞表面や細胞外マトリックスの糖タンパク質や糖脂質に含まれる糖鎖が、神経細胞の細胞間相互作用に重要な働きをすることが示されてきている。なかでも、単クローン抗体HNK-1により認識されるHNK-1糖鎖抗原は、昆虫から哺乳動物まで広く神経系組織に分布し、神経の初期発生段階、神経回路の形成段階および神経回路の維持など様々な過程において重要な働きを持つことが明らかにされてきており注目されている。我々は本抗原の機能を分子レベルで直接的に証明するすることを目的とし、現在までにその生合成調節酵素の中心的役割を担うグルクロン酸転移酵素(GlcAT-P)の単離、遺伝子のクローニングに成功している。今回、本遺伝子を用いて培養細胞にHNK-1糖鎖抗原を強制的に発現させることにより、以下に示す知見が得られた。1) HNK-1糖鎖抗原の細胞間相互作用におよぼす影響GlcAT-P遺伝子を一過性に導入することにより、COS細胞やC6グリオーマ細胞の細胞表面にHNK-1糖鎖抗原の発現を誘導することができることを既に見いだしている。そこで細胞間相互作用におけるHNK-1糖鎖抗原の役割を調べるため、GlcAT-PcDNAを安定形質導入したC6グリオーマ細胞を作成し、HNK-1糖鎖抗原発現によるこれら細胞間の接着性の変化を解析した。その結果、HNK-1糖鎖抗原を発現している細胞はもとの細胞に比べ細胞間の相互作用が著しく弱まることが明らかとなった。またHNK-1糖鎖抗原を発現するC6グリオーマ細胞を用いてHNK-1糖鎖抗原の発現している分子を解析した結果、NCAMやL1に発現していることが明らかとなった。2) HNK-1糖鎖抗原の細胞形態変化に及ぼす影響GlcAT-P遺伝子を一過性に導入することにより、COS細胞が著しい形態変化を起こすことを見いだしている。そこでGlcAT-P遺伝子の発現をデキサメタゾンにより誘導できる細胞株を樹立し、HNK-1糖鎖抗原の発現をコントロールできる系を確立した。その結果、デキサメタゾン処理により細胞表面にHNK-1糖鎖抗原の発現が誘導され、細胞の突起伸展が起こることが確認された。現在この系を用いてHNK-1糖鎖抗原発現による突起伸展の機構を解析している。
英文摘要
近年、細胞表面や細胞外マトリックスの糖タンパク質や糖脂質に含まれる糖鎖が、神経細胞の細胞間相互作用に重要な働きをすることが示されてきている。なかでも、単クローン抗体HNK-1により認識されるHNK-1糖鎖抗原は、昆虫から哺乳動物まで広く神経系組織に分布し、神経の初期発生段階、神経回路の形成段階および神経回路の維持など様々な過程において重要な働きを持つことが明らかにされてきており注目されている。我々は本抗原の機能を分子レベルで直接的に証明するすることを目的とし、現在までにその生合成調節酵素の中心的役割を担うグルクロン酸転移酵素(GlcAT-P)の単離、遺伝子のクローニングに成功している。今回、本遺伝子を用いて培養細胞にHNK-1糖鎖抗原を強制的に発現させることにより、以下に示す知見が得られた。1) HNK-1糖鎖抗原の細胞間相互作用におよぼす影響GlcAT-P遺伝子を一過性に導入することにより、COS細胞やC6グリオーマ細胞の細胞表面にHNK-1糖鎖抗原の発現を誘導することができることを既に見いだしている。そこで細胞間相互作用におけるHNK-1糖鎖抗原の役割を調べるため、GlcAT-PcDNAを安定形質導入したC6グリオーマ細胞を作成し、HNK-1糖鎖抗原発現によるこれら細胞間の接着性の変化を解析した。その結果、HNK-1糖鎖抗原を発現している細胞はもとの細胞に比べ細胞間の相互作用が著しく弱まることが明らかとなった。またHNK-1糖鎖抗原を発現するC6グリオーマ細胞を用いてHNK-1糖鎖抗原の発現している分子を解析した結果、NCAMやL1に発現していることが明らかとなった。2) HNK-1糖鎖抗原の細胞形態変化に及ぼす影響GlcAT-P遺伝子を一過性に導入することにより、COS細胞が著しい形態変化を起こすことを見いだしている。そこでGlcAT-P遺伝子の発現をデキサメタゾンにより誘導できる細胞株を樹立し、HNK-1糖鎖抗原の発現をコントロールできる系を確立した。その結果、デキサメタゾン処理により細胞表面にHNK-1糖鎖抗原の発現が誘導され、細胞の突起伸展が起こることが確認された。現在この系を用いてHNK-1糖鎖抗原発現による突起伸展の機構を解析している。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
K.Terayama et al.: "Purification and characterization of a glucuronyltransferase involved in the biosynthesis of HNK-1 epitope on glycoproteins from rat brain." J.Biol.Chem.273(46). 30295-30300 (1998)
K.Terayama 等人:“参与大鼠脑糖蛋白上 HNK-1 表位生物合成的葡萄糖醛酸转移酶的纯化和表征。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T.Seiki et al.: "Molecular cloning and expression of a second glucuronyltransferase involved in the biosynthesis of the HNK-1 carbohydrate epitope." Biochem.Biophys.Res.Commun.255, 182-1887.(1999). 255(1). 182-187 (1999)
T.Seiki 等人:“参与 HNK-1 碳水化合物表位生物合成的第二种葡萄糖醛酸转移酶的分子克隆和表达。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
大坪和明ら: "神経系におけるHNK-1糖鎖抗原の生物学的役割" 蛋白質核酸酵素. 46(16). 2366-2372 (1998)
Kazuaki Otsubo 等人:“HNK-1 碳水化合物抗原在神经系统中的生物学作用”蛋白质核酸酶 46(16) 2366-2372 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
HNK-1糖鎖合成遺伝子を分子プローブとした神経系特異的糖鎖の機能解析
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批准号:15390025
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.38万
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财政年份:2003
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负责人:岡 昌吾
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依托单位:
神経系における細胞接着分子特異的糖鎖抗原の役割
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批准号:12033204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2000
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负责人:岡 昌吾
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依托单位:
ジーンターゲッティング法を用いたHNK-1糖鎖抗原の機能解析
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批准号:11159205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1999
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负责人:岡 昌吾
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依托单位:
神経細胞に特異的な糖タンパク質に関する分子生物学的研究
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批准号:07772166
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1995
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负责人:岡 昌吾
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依托单位:
昆虫神経細胞に特異的に発現する糖鎖に関する研究
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批准号:05780579
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1993
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负责人:岡 昌吾
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依托单位:
神経系に特異的な糖鎖を認識するモノクローナル抗体の作成
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批准号:04771931
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:岡 昌吾
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依托单位:
海外基金