初等教育段階における「哲学」カリキュラムの開発・実践と思考力育成からみた効果

基础教育阶段“哲学”课程的开发与实施及其培养思维能力的效果

• 批准号: 17653118
• 负责人: 松本 伸示
• 金额: $ 2.18万
• 依托单位: Hyogo University of Teacher Education
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-17653118/
• 关键词: 子どものための哲学; カリキュラム; 思考力; 初等教育; 読解力; 総合的な学習の時間; 討論; 哲学; 教育実践

19年度は,兵庫県加東市の小学校で低学年児童を対象として絵本の「読み聞かせ」活動を取り入れた日本版の「哲学」授業を実践した。これは,これまでIAPCで開発されたテキストを用いてきたが,低学年児童を対象するには討論の題材が身近であること,さらには,低学年児童の読解力の発達を考慮にいれたことによる.また,これまで「総合的な学習の時間」を活用して「哲学」授業をおこなってきたが,今年度は子どもたちにもっと哲学的討論を身近なものとするため,学校のカリキュラムに縛られることのない放課後の学童保育の時間を活用することも考えてみた.これにより教室という物理的,心理的な条件に縛られることなく子どもたちは自由に哲学的討論を楽しむことができた.さらに,兵庫教育大学附属中学校においても選択科目の時間を活用し日本版の「哲学」カリキュラムを開発して授業実践した。これはイギリスのNEWSWISEを手がかりにニュースを教材としたP4Cの手法を参考としつつ,討論テーマを生徒の身のまわりの出来事から取り上げた実践研究である.この実践ではより哲学的な要素を含んで討論が展開されるようにカリキュラムを設定した.また,17年度に収集した韓国の資料をもとに思考力育成を図るための副読本「お母さんとともに創る日記」を完成させた。これらの基礎データによって日本においても「哲学」授業が可能であり,児童・生徒の思考力の育成につながっていくことを明らかにした。

In the year 19, the military database added to the city's primary school students in the lower school year, and the activities of the students in this edition of philosophy were enrolled in the training program of philosophy in this edition of philosophy. In the first half of the year, the IAPC will be open in the first place, and the students in the lower school year will have a better understanding of the students in the lower school year. In the course of this year's discussion on philosophy, this year's discussion on philosophy will be discussed in the near future, and the school will be able to teach students to take care of their children after the release of the school education program. In the classroom, there are physical and psychological conditions. The philosophy of freedom is not free. In the middle school affiliated to the University of Hyogo Education, the students of the Middle School affiliated to the University of Hyogo Education actively use the Japanese version of philosophy to conduct practical training courses. The teaching material, the P4C technique, the P4C technique, the student, the student and the student. The elements of the philosophy of practical teaching include the discussion, the development, the setting, the setting and the development of the philosophy. In the year of 17, the data collection of the financial resources of the whole country has been developed. This copy of the book "Mother's Day" has been completed. The students in Japan may be taught philosophy in Japan, and the students and apprentices have been trained to learn how to teach students.

项目成果

「総合的な学習の時間」における内発的学習意欲の向上を目指した実践研究-「未来日記」を介した検討会を活用した課題解決学習を通して-

以提高“综合学习时间”内在学习动机为目的的实践研究 - 通过“未来日记”的学习课程解决问题的学习 -

• 发表时间: 2006
• 期刊: 日本総合学習学会誌(日本総合学習学会) 第9号
• 作者: 首藤博史;松本伸示
• 通讯作者: 松本伸示

絵本を利用した「P4C活動」の開発 -ジム・トレリースの読み聞かせを手がかりとして-

利用图画书开展“P4C活动”——以吉姆·特雷利斯的朗读为线索——

• 发表时间: 2007
• 作者: 池田みよし;松本伸示
• 通讯作者: 松本伸示

「課題設定の能力」の育成を目指す指導のあり方に関する研究-「子どものための哲学」の学習を通して-

以培养“任务设定能力”为目标的教学方法研究 - 通过学习“儿童哲学” -

• 发表时间: 2005
• 期刊: 日本教科教育学会第31回全国大会論文集
• 作者: 澤田千歳;松本伸示
• 通讯作者: 松本伸示

Reasoning Skills の育成を目指した授業の実践II-「子どものための哲学」プログラムの焦点的活用を通して-

旨在发展推理技能 II 的实践课程 - 通过重点使用“儿童哲学”计划 -

• 发表时间: 2006
• 期刊: 日本教科教育学会誌(日本教科教育学会) 第29巻第2号
• 作者: 水谷浩文;松本伸示
• 通讯作者: 松本伸示

Reasoning Skillの育成を目指した授業の実践II-「子どものための哲学」プログラムの焦点的活用を通して-

旨在发展推理技能 II 的实践课程 - 通过重点使用“儿童哲学”计划 -

• 发表时间: 2006
• 期刊: 日本教科教育学会誌 第29巻 第2号(印刷中)
• 作者: 水谷 浩文;松本伸示
• 通讯作者: 松本伸示