赤血球寄生性原虫(タイレリア)表面アクチン結合性蛋白質の増殖における機能解析
赤血球寄生性原虫(タイレリア)表面アクチン結合性蛋白質の増殖における機能解析
批准号:
06660366
负责人:
杉本 千尋
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
タイレリア原虫は赤血球内寄生ステージにおいて表面にアクチン結合性を有する蛋白質(p32)を発現しており、この蛋白質が原虫の赤血球内への侵入や細胞内増殖に重要な役割を果たしていると考えられる。まず、バキュロウイルス系を用いてシグナルペプチド配列を欠損したp32遺伝子を昆虫細胞に発現させた。この発現産物はゴルジ体を経て細胞表面に移行する活性はなく、細胞質に大量に蓄積されていることが明らかにされた。二重蛍光標識法では、アクチンフィラメントに沿ってp32が発現していることが確認できた。次に、原虫表面分子と赤血球表面分子との相互作用を解析するため、赤血球に発現されている各種糖脂質を組み込んだリポソームを作製し、原虫体との凝集反応を調べた。その結果、I-activeガングリオシドを組み込んだリポソームを原虫が特異的に凝集することが明らかになった。また、末端シアル酸構造をアセチル型からグライコリル型に変換したところ、凝集活性が上昇した。このことから、原虫表面分子が牛赤血球表面糖脂質であるI-activeガングリオシド(NeuGc)をレセプターとして利用していることが示唆された。さらに、原虫表面リガンドを同定する目的で、原虫を赤血球から精製し、その表面蛋白質を^<125>Iで標識後可溶化し、赤血球と結合する蛋白質を同定した。その結果、p32以外にも分子量約20キロダルトンの蛋白質が検出されたことから、これらの表面蛋白質が赤血球レセプターに結合する活性を有し、赤血球への接着・侵入の段階で重要な機能を担っていると考えられた。しかし、これら原虫表面蛋白質が前述の糖脂質に結合するか否かについての結論は当研究では得られなかった。
英文摘要
タイレリア原虫は赤血球内寄生ステージにおいて表面にアクチン結合性を有する蛋白質(p32)を発現しており、この蛋白質が原虫の赤血球内への侵入や細胞内増殖に重要な役割を果たしていると考えられる。まず、バキュロウイルス系を用いてシグナルペプチド配列を欠損したp32遺伝子を昆虫細胞に発現させた。この発現産物はゴルジ体を経て細胞表面に移行する活性はなく、細胞質に大量に蓄積されていることが明らかにされた。二重蛍光標識法では、アクチンフィラメントに沿ってp32が発現していることが確認できた。次に、原虫表面分子と赤血球表面分子との相互作用を解析するため、赤血球に発現されている各種糖脂質を組み込んだリポソームを作製し、原虫体との凝集反応を調べた。その結果、I-activeガングリオシドを組み込んだリポソームを原虫が特異的に凝集することが明らかになった。また、末端シアル酸構造をアセチル型からグライコリル型に変換したところ、凝集活性が上昇した。このことから、原虫表面分子が牛赤血球表面糖脂質であるI-activeガングリオシド(NeuGc)をレセプターとして利用していることが示唆された。さらに、原虫表面リガンドを同定する目的で、原虫を赤血球から精製し、その表面蛋白質を^<125>Iで標識後可溶化し、赤血球と結合する蛋白質を同定した。その結果、p32以外にも分子量約20キロダルトンの蛋白質が検出されたことから、これらの表面蛋白質が赤血球レセプターに結合する活性を有し、赤血球への接着・侵入の段階で重要な機能を担っていると考えられた。しかし、これら原虫表面蛋白質が前述の糖脂質に結合するか否かについての結論は当研究では得られなかった。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Watarai,S.: "Canglioside as a possible receptor on the bovine erythrocyte for Theileria sergenti." Journal of Veterinary Medical Science. (発表予定). (1995)
Watarai, S.:“Canglioside 作为牛红细胞上塞氏泰勒虫的可能受体。”《兽医医学科学杂志》(即将出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Matsuba,T.: "Expression of a 32 kilodalton Theileria sergenti piroplasm surface protein by recombinant baculoviruses." international Journal of Parasitology. (発表予定). (1995)
Matsuba, T.:“通过重组杆状病毒表达 32 千道尔顿泰勒虫梨质体表面蛋白。”(即将出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
次世代シークエンス技術導入によるアフリカを中心としたダニ媒介性感染症研究の新展開
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批准号:23255016
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$8.24万
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财政年份:2011
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
一本鎖抗体によるトリパノソーマ原虫表面分子の構造解析
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批准号:09F09337
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2009
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
比較ゲノム解析によるタイレリア原虫病原性進化の解明
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批准号:21248035
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$24.63万
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财政年份:2009
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
トリパノソーマ表面蛋白質に対するラクダ科動物単一鎖抗体作製と構造機能解析への応用
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批准号:07F07183
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2007
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
非病原性トリパノソーマの寄生戦略から探る病原性進化のダイナミズム
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批准号:17658127
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2005
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
住血寄生性原虫(トリパノソーマ)を用いた糖鎖構造機能解析モデル系の開発
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批准号:15658085
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2003
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
赤血球内寄生原虫と宿主細胞間の分子間相互作用解析とワクチン開発への応用
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批准号:01F00777
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2002
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
血液寄生原虫のベクターとなるマダニに対する免疫学的防除法開発
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批准号:99F00153
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
Theieria sergentiのribonucletide reductase遺伝子のクローニングとその特異的阻害剤を用いたピロプラズマ感染症防除法の開発
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批准号:96F00086
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1998
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
タイレリア原虫ゲノムの比較解析
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批准号:97F00425
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1998
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
熱帯タイレリア症に対するサブユニットワクチン開発 ― 有効な抗原の同定と精製
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批准号:96F00331
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1998
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
ウシ小型ピロプラズマ原虫表面蛋白質の機能解析と疾病制御への応用
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批准号:05660361
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1993
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
ウシ小型ピロプラズマ病における持続感染機序の分子レベルでの解析
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批准号:04660314
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1992
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负责人:杉本 千尋
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依托单位:
海外基金