粒子状大気汚染物質によるヒト遺伝子損傷の定量化とその感受性決定機構の解析
粒子状大気汚染物質によるヒト遺伝子損傷の定量化とその感受性決定機構の解析
批准号:
06271247
负责人:
竹内 亨
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
粒子状大気汚染物質、なかでもアスベストは発がん物質として知られている。アスベストによる発がんには、活性酸素が関与していると考えられている。本研究では、アスベストが活性酸素によるDNA損傷をヒト細胞に誘発する実験系の確立・DNA損傷誘発機構の検討・各種アスベスト線維によるDNA損傷誘発能の差を検討し、アスベストさらには粒子状大気汚染物質による発がん機構の解明・その予防の基礎資料を得ることを目的にした。貧食細胞様細胞に分化したヒト培養細胞HL60を用いることにより、発がん性の強いアスベスト線維の1つであるクロシドライト(CRO)が細胞内DNAに酸化的DNA損傷(80HdG)を誘発することが判った。一方、80HdG測定時にCROが混在するだけで、80HdG値を増加させるため、対照にも等量のCROを添加する必要があった。80HdG誘発機構としては、貧食により細胞内、特に核近傍に進入したCROが、細胞内で常に発生している活性酸素と反応し80HdGを誘発すると考えられた。しかし、CROの構成成分である鉄あるいは貧食時に産生されると考えられている一酸化窒素のDNA損傷誘発に対する関与については、さらに検討する必要がある。アスベストは化学組成・形態の異なる各種線維の総称であり、各線維により発がん性に差があると報告されている。それ故、各種アスベスト線維による80HdGの差を検討した。その結果、総ての線維が80HdGを誘発したが、クリソタイルA,Bは80HdG誘発能が低い傾向がみられた。しかし、アスベスト線維が混在する測定系では、80HdG測定誤差が顕著になる。そのため、線維間の差について結論を下すためには測定精度を高めて、再検討する必要がある。現在80HdG測定精度を上げるための検討を行っている。
英文摘要
粒子状大気汚染物質、なかでもアスベストは発がん物質として知られている。アスベストによる発がんには、活性酸素が関与していると考えられている。本研究では、アスベストが活性酸素によるDNA損傷をヒト細胞に誘発する実験系の確立・DNA損傷誘発機構の検討・各種アスベスト線維によるDNA損傷誘発能の差を検討し、アスベストさらには粒子状大気汚染物質による発がん機構の解明・その予防の基礎資料を得ることを目的にした。貧食細胞様細胞に分化したヒト培養細胞HL60を用いることにより、発がん性の強いアスベスト線維の1つであるクロシドライト(CRO)が細胞内DNAに酸化的DNA損傷(80HdG)を誘発することが判った。一方、80HdG測定時にCROが混在するだけで、80HdG値を増加させるため、対照にも等量のCROを添加する必要があった。80HdG誘発機構としては、貧食により細胞内、特に核近傍に進入したCROが、細胞内で常に発生している活性酸素と反応し80HdGを誘発すると考えられた。しかし、CROの構成成分である鉄あるいは貧食時に産生されると考えられている一酸化窒素のDNA損傷誘発に対する関与については、さらに検討する必要がある。アスベストは化学組成・形態の異なる各種線維の総称であり、各線維により発がん性に差があると報告されている。それ故、各種アスベスト線維による80HdGの差を検討した。その結果、総ての線維が80HdGを誘発したが、クリソタイルA,Bは80HdG誘発能が低い傾向がみられた。しかし、アスベスト線維が混在する測定系では、80HdG測定誤差が顕著になる。そのため、線維間の差について結論を下すためには測定精度を高めて、再検討する必要がある。現在80HdG測定精度を上げるための検討を行っている。
期刊论文(14)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
細胞膜統合性をかく乱する有機溶媒の呼吸器上皮細胞への影響解析
-
批准号:23659333
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
-
资助金额:$2.41万
-
财政年份:2011
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
環境介入による薬剤耐性菌の発生制御を目指す研究
-
批准号:21390191
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.65万
-
财政年份:2009
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
ベンゼン発がんのエピジェネティック解析
-
批准号:21659158
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
-
资助金额:$1.98万
-
财政年份:2009
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
運動のがん予防効果に関する研究
-
批准号:16659149
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$2.18万
-
财政年份:2004
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
昆虫を指標にした内分泌攪乱物質の環境評価
-
批准号:13027273
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:2001
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
無酸素下試料処理法の確立とその発がん研究への応用
-
批准号:08670392
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.34万
-
财政年份:1996
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
無酸素下DNA抽出-処理装置による酸化的DNA損傷の解析
-
批准号:07272223
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$2.56万
-
财政年份:1995
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
粒子状大気汚染物質によるヒト遺伝子損傷に対する防御機構の解析
-
批准号:07263239
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:1995
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
活性酸素によるDNA損傷に対する感受性決定機構の解析
-
批准号:07670402
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.34万
-
财政年份:1995
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
中脳・延髄昇圧ニューロン間の大きい機能差に関する基礎・応用研究
-
批准号:06670051
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.09万
-
财政年份:1994
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
活性酸素によるDNA損傷の防御機構の解析
-
批准号:06670377
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1994
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
延髄および中脳昇圧ニューロン間における特性の相違と機能的分化に関する研究
-
批准号:05670041
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1993
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
排卵障害の発生機構とアンドロジェンの関連
-
批准号:03857207
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1991
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
排卵障害の発生機構とアンドロジェンの関連
-
批准号:02857225
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1990
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
脳虚血性昇圧反応時における血流再配分の定量分析に関する研究
-
批准号:X00080----448094
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
-
资助金额:$2.3万
-
财政年份:1979
-
负责人:竹内 亨
-
依托单位:
海外基金