脳のホスホリパーゼDシグナリングとシナプス形成の調節

脑磷脂酶 D 信号传导和突触发生的调节

基本信息

批准号：
07278206
负责人：
山下哲
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Gunma University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

脳でホスホリパーゼDは種々の神経伝達物質の刺激により活性化され,ホスファチジルコリンからホスファチジン酸やジアシルグリセロールを生成する情報伝達酵素である.またこの酵素は成長円錐の消退や神経突起の退縮を引き起こすリゾホスファチジン酸生成の初発酵素でもある.この酵素は不飽和脂肪酸で活性化されるタイプと低分子Gタンパク質(ARF, Rho)で活性化されるタイプの2種類に大別される.我々ははじめて不飽和脂肪酸活性化酵素(分子量190K)をブタ肺ミクロソームから精製することに成功したが,本研究はその発展として脳ホスホリパーゼDのcDNAクローニングを行った。酵母(S. cerevisiae, Sch. pombe)のARF活性化型酵素,最近クローニングされたヒトのARF活性化型酵素PLD1,植物(ヒマ)の酵素のコンセンサス配列を用いてPCRを行ないラット脳cDNAライブラリーから新しいcDNAクローンを得た.配列がヒトPLD1の配列と異なるので脳の新しい低分子Gタンパク質活性化型ホスホリパーゼDと思われる.現在までにホスホリパーゼDの活性化に関係すると報告された低分子Gタンパク質はARF, Rho, Ralであるので,得られた配列を大腸菌,動物細胞で発現させ活性化に必要なGタンパク質を同定し,今後この酵素の脳可塑性情報伝達に果たす役割を明らかにしたい.

磷脂酶D是一种信息转移酶，通过刺激各种神经递质激活，并从磷脂酰胆碱中产生磷脂酸和二酰基甘油。该酶也是第一个产生溶物磷酸酸的酶，该酶导致生长锥和神经突消退的消退。该酶可以广泛分为两种类型：一种被不饱和脂肪酸激活的一种，一种被小型G蛋白（ARF，RHO）激活。我们首先从猪肺微粒体中成功纯化的不饱和脂肪酸激活酶（分子量190K），这项研究将这项研究开发为脑磷脂酶D. PCR的cDNA克隆。PCR是使用酵母中的Arf激活酶的共有序列进行的（S. cerevisiaed saref huthore saref pombe，sche.pombe。 PLD1和植物（HOMA）酶，以及新的cDNA克隆从大鼠脑cDNA文库中获得。该序列与人类PLD1的序列不同，因此它似乎是一种新的G蛋白活化的小型G蛋白活化的磷脂酶D。由于据报道的小G蛋白与迄今为止有关磷脂酶D的激活涉及ARF，RHO和RAL，因此所获得的序列在大肠杆菌和动物细胞中表达，以鉴定激活所需的G蛋白，并在将来阐明该酶在脑塑性信号中的作用。